サイクルロードレースチャンピオンプリモシュ・ログリッチTissotの新アンバサダー


06.03.2021

世界三大自転車レース(ツール・ド・フランス、ラ・ブエルタ、ジロ・デ・イタリア)の公式タイムキーパーを務めるTissotは、スポーツアンバサダーチームにプリモシュ・ログリッチを迎えたことを発表しました。ツアー・オブ・スペインのダブルウィナー、2020年ツール・ド・フランスの英雄的な準優勝者、タイムトライアルの偉大なスペシャリストであるスロベニアのチャンピオンは、世界で最高のサイクリストの一人とみなされています。スポーツと歴史的にもつながりの深いスイスの時計メーカーTissotは、優れたアスリートと自転車レースへの情熱を再び証明しました。

 

Tissotはスポーツ、特に自転車レースを愛しています。スイスのブランドは、1988年から1991年までツール・ド・フランスの公式タイムキーパーを務め、再び2016年からその任に復帰し、グランド・ブークルの公式ウォッチを製作しています。国際自転車競技連合(UCI)の主要パートナーであり、ツール・ド・ロマンディとツール・ド・スイスのスポンサーであり、ラ・ブエルタとジロ・デ・イタリアの公式タイムキーパーでもあるティソは、間違いなく「小さな女王(プティット・レーヌ)」のウォッチメーカーです。Tissotは、2021年の国際シーズンが開幕するパリ・ニースでのレース(3月7日~14日)を前に、スロベニアのサイクルロードレースチャンピオンであるプリモシュ・ログリッチをアメリカのゴールデンステート・ウォリアーズのスター、クレイ・トンプソン、MotoGPの才に恵まれたスペイン出身のマルク・マルケス、現在は引退したフランスのNBAチャンピオンであるトニー・パーカーらとともに、スポーツアンバサダーチームに迎えたことを発表しました。

 

ティソCEOのシルヴァン・ドラは、「Tissotは、プリモシュ・ログリッチをファミリーの一員に迎え入れたことを誇りに思います。」「プリモシュ・ログリッチは、その素晴らしいスポーツ記録とチャンピオンとしての資質に加えて、決意、チームワーク、フェアプレーの強い価値観を伝えています。」と述べています。 

 

31歳のプリモシュ・ログリッチは、特別な運命を持ったサイクルロードレースチャンピオンです。旧ユーゴスラビア生まれの愛らしい性格の青年は、8歳の時にスキージャンプのジャンプ台でキャリアをスタートさせました。2007年の世界ジュニアチームスキージャンプチャンピオンであり、また、同種目のコンチネンタルカップでは最高位の2回を含む5回表彰台に立っています。しかし、2011年にはスキーを自転車に取り替えることを決意し、新たに自転車レースのキャリアをスタートさせます。 

 

2012年にスロベニアでアマチュアとしてスタートした彼は、翌年にアドリアモビールと契約し、非常に早熟な才能を発揮しました。特に才能に恵まれた彼は、2016年にはワールドツアーロットNL・ユンボに入団してプロ入りします。その年、ジロ・デ・イタリアの初のタイムトライアルでは2位に入賞し、一般に知られる存在となります。それ以来、彼の成功はとどまるところを知りません。2017年には初のツール・ド・フランスに出場し、初心者には異例の快挙であるステージを見事に制しました。2018年はツール・ド・ロマンディで優勝し、ツール・ド・フランスでは4位入賞を果たしました。2019年ツール・ド・ロマンディで再び優勝!同年2019年にはラ・ブエルタを制覇してグランツールでの野心を示します。 

 

2020年にはスペインを舞台にその偉業を繰り返し、リエージュ-バストーニュ-リエージュも制します。さらに2020年はユンボ・ビスマチームのカラーの下、彼のベストシーズンとなりました。2020年のツール・ド・フランスでは、プリモシュ・ログリッチは11日間マイヨ・ジョーヌを着用した後、伝説的なタイムトライアルの最終ステージで2位に敗れました。本人の失望とは裏腹に、彼の攻めの姿勢と思い切ったリスクテイクが印象に残っています。今や世界最高のサイクリストの一人とみなされているスロベニアのチャンピオンは、2021年には意を決して彼の計り知れない才能を発揮させます。プリモシュ・ログリッチは、「自転車レースに全面的に関与するTissotのアンバサダーを務めることができて光栄です。」「時間の計測は、私の生活に欠かせないものです。このTissotとのコラボレーションは、私にとって非常に意味のあることです。」と語っています。

 

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